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銭湯を知らない子供達

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銭湯を知らない子供達

管理人は、銭湯も温泉も、大きなお風呂は大好きだ。日本人の多くがそうじゃないだろか。露天や野天の解放感もいい。しかし先日、ネットで、「大勢いる中で、人にXXXを見られながら風呂に入って何が楽しいんだ!」という、ミモフタもないのを見つけた、たぶん若い世代なんだろうと思う。ユニットバスなりシャワーブースが当たり前の世代なのだろうと思う。
管理人は、日本銭湯文化協会のように、「銭湯を積極的に後世に語り伝えていくことは現代人の使命」とまで強くは思っていない。けれど、銭湯を知らない世代が、観光地の温泉や、大浴場で、まったくマナーを知らないのは困るなぁと思う。好き嫌いの話なんで、大きな風呂が嫌い、多人数ではいる風呂が嫌いというのは、人ぞれぞれだとは思うのだが、そういう場に行った時、周りを不愉快にさせないくらいの知識は身につけておいたほうがいいと思うのだ。
銭湯や公衆浴場、温泉のマナーと言っても、そんなに厳密な教条的なものじゃあないと思う。お互いのちょっとした気遣いが原則で、昔(江戸)の頃の、後から湯船に入るときには、「何とかでござんす」とか言わねばならないなんてことは、もうない。桶でお湯を被るには、3回まわして、正面をずらすなんてルールはない。外国人を銭湯に連れて行って面白がってウソを教えるのは、やめようw

銭湯を知らない子供達の歌w

なんとなく思いついたので書いておこう。

銭湯が終わって僕等は生まれた
銭湯を知らずに僕等は育った
おとなになって歩きはじめる
ユニットバスでくちずさみながら
僕等の名前を覚えてほしい
銭湯を知らない子供たちさ

タオルを入れるのが許されないなら
長い髪が浸かると許されないなら
今の私に残っているのは
熱さをこらえて水入れないことだけさ
僕等の名前を覚えてほしい
銭湯を知らない子供たちさ

熱い湯が好きで湯の花が好きで
いつでも湯加減がすてきな風呂なら
誰でも一緒に入ってゆこうよ
きれいな夕陽の輝くペンキ絵を
僕等の名前を覚えてほしい
銭湯を知らない子供たちさ

・・・ねぇ、どうだろう、小学生くらいの頃に、「大勢いる中で、人にXXXを見られながら風呂に入って何が楽しいんだ!」なんてことを言いだす前の年代に、子供は銭湯なり、温泉の大浴場なり、公衆浴場には連れていったほうがいいと思うんだよな。
それぞれの家庭の教育方針もあるだろうから、レジオネラ菌が怖いからそんなところへ連れていきません!という人もいるかもなあ。でも家庭のシャワーヘッドとか、超音波加湿器だって、車のエアフィルターだって、ビルの空調の冷却塔だって。レジオネラ菌を気にしすぎると現代社会生活は恐怖の毎日の連続ってことになるよなw