美笹のゆへのアクセス、営業案内
「和泉橋本温泉・美笹のゆ」は最寄り駅の水間鉄道・石才駅からは徒歩で7~8分、阪和線の和泉橋本駅からなら10分ほどです。車なら、府道30号線と40号線(貝塚中央線)が交わる交差点「積善橋北」の南角で、無料駐車場完備です。1階入口は無料の下足ロッカーの他は数台のマッサージチェアだけのフロア。時々玄関で和菓子などを販売していることがありますが、静かでゆったりとした玄関ホールです。2階の受付には階段かエレベーターで上がれます。営業時間は、朝8時半から深夜2時まで、最終の受付は1時までです。料金は平日600円、土日祝日は700円(大人料金のみ記載させていただきます。)回数券は8枚つづりで4,200円です。以前あった午前中の入館と深夜0時過ぎの入館の割引は、現在なくなっています。入館受付の際にバーコード付きのリストバンドを受け取りますが、食事やマッサージなど、館内ではこのリストバンドでまとめて後払いで精算でき、入浴中の自販機の利用など、現金を持たなくていいので便利です。脱衣ロッカーは無料です。岩盤浴は別料金で、平日600円、土日祝日は700円。お風呂の脱衣場入口近くに岩盤浴の受付があり、そこでバスタオルと専用のウェアの貸出しがあります。岩盤浴は3階になりますが、お風呂との出入りは自由です。
お風呂の種類
店名には「和泉橋本温泉」とありますが、残念ながら天然温泉ではありません。しかし人工温泉でも、クオリティの高さと種類の豊富さは、それを補って余りあります。屋内には、リラクゼーション風呂、シェイプアップ風呂などのジェット噴流でマッサージできる浴槽があります。定番のサウナとそのそばに水風呂もあります。「人工炭酸泉」は、入浴すると、サイダーのように細かな泡がシュワシュワと皮膚に付く感触が楽しく、ぬるめなのに途中で冷えることなくゆっくり入ることができて身体の芯から温まる、とても気持ちいいお湯です。壁の説明文によると、九州の長湯温泉などと同じタイプで高血圧に効果があるとのこと。常に混んでいることの多い人気の浴槽です。露天風呂は、テレビが設置されている温泉、ゆったりくつろげる一人用の浴槽の「壺風呂」または「石風呂」のいずれかががあります。「シルク風呂」は超音波の細かい気泡の為にお湯が白く見えるお風呂で、説明書によるとミクロの気泡が皮膚の汚れをしっかりと落してくれて血行も促進してくれるそうで美肌効果が期待でき、お湯の感触も気持ちよく、 こちらも人気の高い浴槽です。露天風呂の一角に、どちらの浴場もサウナがあります。一つは「漢薬熱気風呂」という文字通り熱いサウナで、有効成分が配合された塩が置いてあります。塩を身体にすりこんでマッサージすると、新陳代謝や老廃物の除去に効果が高そうです。こちらはテレビが設置されています。もう一つは「漢薬蒸風呂」蒸気に薬草成分が含まれていて、漢方の匂いが立ちこめる室内は、照明も暗めでちょっと大げさですが、神秘的なムードです。床が浅いプールのように足湯になっていて、ベンチに腰掛ける構造で、個人的にはこちらが好きなので、スチームサウナに入れる曜日を調べてから行くことが多いです。寝転び風呂も、本当に寝入ってしまう気持ちよさです。
岩盤浴について
岩盤浴は男女混浴なので、ご夫婦やカップルで利用されている方も多いです。8つの部屋は、温度や内部に使われている素材による効果の違いがあります。茶色、白などカラーセラピーに基づいて、それぞれの部屋にその色の効果も加えられています。そのうちのひとつ「紫の癒」の室内には天然石・ブラックゲルマが使用されていて、腰痛や冷え症にも効果的で、幻想的な雰囲気です。コミックコーナー、寝転び座敷も用意されています。
その他の施設
館内にはマッサージ、髪切処、お食事処があります。お食事処は、座敷席もあり、ゆっくりくつろいで食事ができます。麺類や定食類など、メニューも豊富で、手頃にいただけます。リストバンドの返却・精算をして最終的に外に出るまで館内各コーナーの行き来も可能ですので、例えばお風呂に入ってから岩盤浴に行き、汗をかいたからまたお風呂に入る。途中で食事や休憩をしてから、またお風呂に入る・・・。など、広々とした、きれいで明るい施設で、一日ゆっくり過ごせます。
By 冷え性ぷーさん 2015年公開