風呂をのぞく

小学生の男の子は、女湯をのぞいたからとって、少年院にいきなり送り込まれるようなことはないだろう。短気な親父なら、拳骨で殴られ、気の強い母親なら平手打ち。先生は手を出さないにしろ、こっぴどく怒られることにはなるだろうが、それで前科がついて人生の方向が大きく変わるという話にはなりそうにない。
まあ最近の早熟な小賢しいガキなら、写真を隠し撮りしてネットで売って大金稼ぐとかやりかねないがw これはまた違う意味での教育対象だろう。

しかし、だ。大学生がノゾキをすれば、立派な犯罪だ。子供のいたづらとか、悪ふざけとか、そんなレベルの話では済まされない。立派な犯罪として処罰されるべきことだ。当たり前のことだと思うだろうが、この当たり前がわかっていないで、集団でノゾキをやった大学生がいるというからあきれ返る。大学生という前に、成人男性としてあまりに幼稚すぎる。

やってのけたのはW大のアメフト部だ。
新潟県妙高市のホテルに合宿をした際、未成年の下級生に酒は飲ませ、殴って鼻を骨折させ、３０人の部員が女性用の浴場を覗いていた。
大学の措置は、関与した部員の１０日の活動停止程度だ。
いや、これもう、歴史とか伝統とかあるんだろけど、一度廃部にしたほうがいいんじゃないの？