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温泉療養と湯治

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温泉の表示

日帰りや立ち寄りの入浴施設、浴場で、温泉を使っている施設だと、温泉の成分が脱衣場などに掲示されているのを見たことがある人も多いだろう。法律やガイドラインで決められていることなんだろうと思うのだが、成分や効能、禁忌症など、項目はほとんど同じだ。まあ温泉施設によって書き方が違うより、利用する側としては、過去の記憶と比較できて、これはこれでなかなかいいのだが、いつも読みながら気になることがある。

温泉療養

療養の場合、最初の日は、一日1回として、慣れたら回数を増やしましょう、と。湯あたりしたら、控えましょう、と。当たり前といえば、当たり前のことが書かれている。
けれど、忙しい現代人、1泊だって、温泉に宿泊にいけたら嬉しいよなwと言う人だって少なくないだろうにw1回しか入らないんじゃ、なんだかもったいないwような気がするのは、管理人だけだろうか。管理人が貧乏性だからだろうかw

湯治

江戸期の観光は、ひとつは伊勢に代表される参詣のための旅行。移動しつつが前提だ。そしていわばリゾート型の観光、レジャーとしては、温泉での湯治が当てはまるのかもしれない。まあれじゃーというより湯治だから、どちらかといえば医療行為なんだろうけど。
宿泊単位は1泊とかじゃなくて、1巡りが1週間単位だったようだ。地方によって違うのかもしれない。
今、そんな湯治というか、滞在型のことができる人は少数だろうなぁ。日帰りや立ち寄りの入浴施設、浴場で、温泉を使っている施設に掲示された入浴の注意の「療養の場合は2週間」とかいう記載を見ると、歴史的経緯をふまえ、またおそらく医学的にも正しい表記なのかもしれないが、もう少し、現在の大勢に実情に合わせた書き方でもいいんじゃないかと思う。