銭湯お遍路

銭湯お遍路というのがあります。商標登録とかはたぶんしていないのでしょうが、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんがやっている企画です。
東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんが、この銭湯お遍路を開始した時には、880軒の銭湯があったのですが、2012年5月の時点では750軒になってしまっています。
銭湯 温泉 日帰り 立寄り入浴まっぷ の管理人が、ある日家の近所の都内の銭湯に行きました。そこのフロントで東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんの小冊子ミニコミ誌、その名も1010 をみつけ、その中にこの銭湯お遍路のことが書かれていました。1010は、セントウをひっかけてあると思うのですが、フリガナは、素直にイチマルイチマルですｗ

さて、この銭湯お遍路をするためのスタンプノートがあるのですが、PCからインターネットが使える人なら、PDFファイルでダウンロードが一番早いだろうと思います。東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんのHPに準備されています。自分でダウンロードして印刷してホチキスで閉じてみると、まあそれなりにそれっぽいのができました。
あるいは、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんに切手120円と、自分の住所、名前、希望冊数（2冊まで）を記入したメモを同封して送ると、返送してもらえます。
PDF版の銭湯お遍路スタンプ ノートは、郵送されるオリジナル版と若干デザインが異なるそうです。管理人はPDFですませてるので、どう違うのかわからないですがｗ気になる人は、郵送を頼んでみてもいいでしょう。
送付先は、101-0031 東京都千代田区東神田1-10-2 東京都公衆浴場組合　お遍路スタンプノート係です。

東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんに加盟している銭湯に行くと、この銭湯お遍路のスタンプが置かれています。これを集めて、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんに、1000円の定額小為替とスタンプノートを送ると、認定証や記念品（バッジor手ぬぐい）がもらえますｗまたスタンプノートには認定印が押されて返却されます。送付先なのですが、101-0031 東京都千代田区東神田1-10-2 東京都公衆浴場組合 銭湯お遍路事業部です。スタンプノートの送り先と違うんですね。
スタンプは、銭湯のわかりやすい場所に置いてあることは少ないと思います。素直にフロントや番台で、スタンプノートを見せてしまいましょう。フロントや番台の反応は様々です。「銭湯お遍路ですか、ご苦労様」というお店もありましたし、「バカやってるよなぁ」という声なき声ｗもありました。管理人の偏見、主観だと思いますのでｗ どこの銭湯とは書きませんけどｗ そういった反応も楽しみのひとつと割り切って、巡るといいでしょう。

管理人の趣味のひとつに、ウォーキングがあります。調子のいい時は、１日で３０キロくらい歩きます。多摩川とか荒川、隅田川の川沿い、あるいは武蔵野の路や歴史の散歩道などのコースが大半です。で正直、１日歩けば、ヘロヘロですｗ 夏に限らず、冬でも汗をかいています。夕方、そろそろ帰ろうかと思った時、近くの銭湯を探すのに、銭湯 温泉 日帰り 立寄り入浴まっぷ を使いますｗ 要するに、銭湯 温泉 日帰り 立寄り入浴まっぷ は、自分が使うために作ったのですｗ
以前は、そのまま駅の近所で、一日の仕上げにビールを飲んでｗ 電車で帰っていたのですが、銭湯お遍路を知ってから、パターンが変わりましたｗ 東京散策、ウォーキングの後は、まず近くの銭湯で汗を流し、サッパリしてから、ビールになりましたｗ
なんというか、銭湯お遍路で、今までのウォーキング、散策の楽しみの幅が広がった、贅沢なことになりました。

東京都公衆浴場業生活衛生同業組合さんに、ケチをつける気はないのですが、銭湯お遍路は、ふたつの点で、遍路よりも巡礼がふさわしい気がしています。
お遍路は、四国の８８か所がメジャーというか本家でしょうが、コースというか順番が決まっています、順番に回るか、逆に回るかという選択です。銭湯お遍路は、どこからどう回ってもいいわけでｗ
もうひとつは、お遍路は死に行く旅という側面も昔はありました。要するに、死ぬまで回り続けるということなんですね。１番からスタートし８８番についたら、１番に戻って、また歩く。お金はありませんから布施をいただきつつ、皆の分まで、死ぬまで回るんですね。行き倒れて死んでいったお遍路さんのお墓は、遍路路のいたるところで見られます。まあ、銭湯巡礼でこれをやって、お風呂で死なれるとみんなが迷惑ですから、やってはいけませんけど。
でも、８８０達成がゴールじゃなくて、どうせなら２巡、３巡を推奨するような企画をやってもいいようには思います。でも現在、750軒ですから、大人料金450円で337,500円かかりますｗ１０巡とかしたら、そりゃあすごいよなぁｗ