東京の温泉

東京都区内には、思っている以上に温泉がある。たぶん分析して申請すれば温泉と認められるだろうに、分析も申請もしていない鉱泉も含めると数は、把握できないようだ。普通の銭湯でも、「井戸水使用にこだわり」なんてところは、もしかして分析すれば、成分的には温泉になってしまうところがあるのかもしれない。
東京都区内の温泉は、大田区に多くみられる。いわゆる、黒湯だ。

2007年に、東京渋谷の女性専用温泉施設シエスパでおきた爆発死亡事故を、何となくでも覚えている人もいるだろう。
その後２年後には、関係者が、業務上過失致死として書類送検された。裁判の結果は確認していない。
その影響で温泉法が改正された。温泉と一緒に出てくる可能性の高い天然ガスに対しての災害対策方法などが定められ、その災害対策に対して、都道府県知事の認可が必要になる。ている。天然ガスが出ないと認められる温泉については、認可まではいらない。
法律の定め通りに運用されている温泉施設であれば、爆発などはそれほど心配しないでもいいだろう。

温泉法の他に、入浴施設には衛生面での法律の定めがある。ちゃんと清潔に運用してもらわないと、レジオネラとかで、子供や老人が死んでしまう。
イヤなことの多い世の中であり、毎日のニュースだ。風呂に入る時くらい、ひと時忘れさせてもらいたいもんだなぁ。